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2006年1月 3日 (火)

茨木市東奈良

昨年、10日ほど手術入院した。
術後、痛みがやわらぐと持ち込んでいた大量のポジの整理をした。ラボ袋にはいったままのスリーブを、ライトボックスでチェックしては時系列に番号をふっていく。
大切な写真が何コマもあるスリーブもあれば、クソみたいなコマばかりのスリーブもある。玉石混交のスリーブもある。
わたしはハサミを入れることはしない。ハサミを入れるときは、それを捨てるときだ。
病院には持参したポジの半分を捨ててきた。切除した胆嚢と一緒に。
もしかすると捨ててきた方が大切な写真だったかもしれない。
しかし、そのとりかえしのつかないものへの思いが、明日の写真へと向かわせる。

オレンジ色のナトリウムライトに照らされた区画整理地区は、まるで火星表面のようだ。
そして、ペンペン草よりも早く、マンションが立ち上がっていく。
赤い地面にカメラを据え、そそり立つ鉄骨が雲塊をとらえるのを待ち、シャッターを開く。
しかし、夜の雲は饒舌すぎる。
060103

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